実際に発生した事例をご紹介します。
事業に合った補償で様々なトラブル・リスクに備えましょう!
労災事故ナンバー1が、転倒です。建設業・製造業だけではなく、あらゆる業種で発生しますので、日頃から労働環境をととのえましょう。
CASE
工場内での墜落死。診断書の死因1欄に多発外傷、死因2欄に心臓疾患の疑いありと記載され、労災なのか私病なのか、気を揉む事故であった。高齢者の労災が増加しているため、事故なのか私病なのか分かりにくい案件が今後も増加するかもしれない。
CASE
製造機械への巻き込み事故によって、小指の動きが元通りにならなかった(後遺障害13級)。治療が終った後も、ゴルフクラブをしっかり握れないとのことでした。製造業での指先の後遺障害は、私の取引先企業でも現実問題として一定頻度で発生する。
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高齢の男性経営者の方が納品先の坂道の道路で転倒。大腿骨骨折。入院や手術も数カ月の長丁場となり、最終的には両足の左右の長さに1センチ差異が生じる後遺障害となった(後遺障害13級)。高額なご契約のため420万円の後遺障害保険金となった。
CASE
工場内で機械に手が巻き込まれた。長期の離脱・治療・休業を続けるものの、指2本が満足に動かないということで後遺障害認定。ある日、弁護士より訴状が届き、訴状には数千万円の慰謝料や逸失利益が記載されていた。
CASE
製造業での指先の事故は多い。完全切断ではなく、指の皮一枚だけ残って落ちる寸前というのも数件あった。しかし半年~1年のリハビリの末に後遺障害の話にならず指がきちんと動く方々もいた。前向きな治したいという姿勢が回復要因だと感じます。
CASE
腰に関する相談件数は多い。腰の症状が、①急激②偶然③外来の3点の条件がそろっていると、事故として保険金請求をすすめやすいが、その①②③の条件を満たさない場合には、事故ではなく持病や慢性腰痛という扱いになることがある。
CASE
高所からの転落ではなく、30~40センチの踏み台から飛び降り、着地時にひざを骨折(60代男性)。当初2カ月入院、半年後に再入院して体内挿入物を除去。事故から1年9カ月を経て、医師より後遺障害残存の説明を受ける。労災の療養は長丁場。
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けんしょう炎は、急激性要件がないため、残念ながら労災うわのせ保険では補償対象外であるし、公的労災の方でも労災認定は難しいと考えられます。私の妻が品出しのパートを始め、ペットボトルの品出しが手首に負担のようである。湿布を貼るカミサンが気の毒。
パワハラやセクハラがイメージしやすい労使間のトラブル例ですが、
実際の保険請求事故としては、解雇に関するトラブルがほとんどです。
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労災で半年間も会社を休んでいる従業員。会社側とすれば、休業期間中の従業員の社会保険料を負担しているので歯がゆい。『いつまでも仕事に復帰できないんだったら、辞めてもらってかまわんぞ!』口はわざわいの元。これは絶対に禁句です。
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本人都合で退職した従業員から、本来なら退職する必要はなかったのに…慰謝料を払ってほしい!という争いに、巻き込まれそうになった取引先がある。会社都合の解雇だけでなく、本人都合の退職だったとしても何が待ち受けているか分からない時代。
建設工事の第三者賠償保険には、公的な補償制度はない。下請工事の立場でも1社に1本のご加入がおすすめ。元請の保険を使わせてもらえるかどうかは分からない。
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塗料の付着してしまった被害車両は、その車の所有者の方々にとって、愛着のある車。新車の方もいて、中々示談できない。修理費は1台5万円から私の経験では85万円位の外車もあった。修理中は代車も必要なので相当な弁償費用が発生してしまう。
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資材を搬入し、途中まで進んでいた工事。7月の台風の翌朝。工事現場付近一帯が水浸しとなり、途中まで進めていた工事が台無し。機械や工具まで水浸しに…。第三者に対しての危害を与えなかったものの、工事業者のやり直しにかかる損害は大きい。